金沢市

日常
水素のお兄さん(とびchan.)

石川県にお仕事で来ていた「水素のお兄さん」とびchan.さんにお会いしました!
ずっとお会いしたかったので、突然ですが連絡をとってみたのです。お仕事終わりで疲れていらっしゃる雰囲気など微塵もなく、ニコニコでお会いしてくださいました。
とびchan.さんは、水素を専門としたサイエンスコミュニケーターで動画クリエイター。そして「水素情報館 東京スイソミル」という施設のアンバサダーという多彩な方です。たくさんの方に水素ワークショップやショーなどを通して、水素を科学的社会的にすごいものだぞ!とみんなに伝えているんです。

この日はスタバで2時間。石川県で水素発電の実証実験をやっている施設の話をお聞きして、社会の中で水素を活用していく有意義さ、そして科学好き同士の楽しく濃い話をしちゃいました!とっても楽しかったです😊。
近いうちにキュリオラボでも、水素ワークショップをやってみたいと感じました(とびchan.さんのご協力お願いします!)。
おみやげに水素缶(レア!)をもらいました♪

続きを読む
かほく市
【報告】第2回ほろよいサイエンス開催

4/26(土)【ほろよいサイエンス】を開催しました。
第2回目は、金沢大学教授で岩石学者の森下知晃さんをゲストとしてお迎えし「手のひらの中の地球史~身近な岩石が教えてくれる石川の物語~」と題しましてお話をしていただきました!
ロケーションは、再び金沢の町家「森町壱番丁」さん。日本家屋をリノベーションした、しっとりとした非日常のステキ空間です。そこに「波の綾」さんの美味しいつまみ、お酒、おみやげがつくスペシャルイベントです。

会場はなんとなくの4人グループ。真ん中に石がゴロゴロと置かれているという不思議な空間で、森下教授は「飲んでないと緊張する」と言い、チューハイをゴクッと1杯飲んでスタンバイです😊🍺。

まず、地球の中がどうなっているかという内容から始まり、おみやげの「カンラン石」という緑色したキラキラした石について教えてもらいました。
森下教授は、地球の中(マントル:個体)の上部にあるカンラン岩や様々な石を調査することで、地球の中で何が起こっているか、日本(石川県)で過去何が起こったかを研究しています。

終始立ってお話している森下教授。食べて飲んで話を聞いていると不意打ちのように先生の問いが飛んできます。「石とは何か?」という質問は、実は研究者でも悩むくらいの命題だそうです。石を眺めながら、そのでき方と過去に何が起こって石川県ができたのかを楽しくじっくりお話いただきました。そこに転がっている「石」がいろんなことを物語ることが分かりました。

研究者の感じているワクワクが一般の方に伝わること、一般の方が研究っておもしろいことやってるんだな!って感じること、この2つが【ほろよいサイエンス】の目的です!
今回のような基礎研究を理解するには最初の基礎段階の知識がいるので伝えるのが難しいのですが、何よりも現物がそこにあり、森下教授の平易に伝えようという気持ちが伝わり、その難解さがほわっとゆるくなった気がしました。
参加していただいた皆さん、森下教授、スタッフの皆さんに感謝申し上げます!
またやりましょう✨

続きを読む
日常
おみやげ

4/26(土)に開催される「ほろよいサイエンス」。毎回、ゲストの先生よりおみやげをいただけるというスペシャルイベントです! 今回は、金沢大学の森下教授よりいただいた「石」がおみやげです。黄緑色のこの石、いったい何なのでし […]

続きを読む
日常
ほろよいサイエンス打合せ

4/26(土)予定の「ほろよいサイエンス」打合せのために金沢大学へ行きました。当日の内容とタイムスケジュールとお土産について、森下さんとがっつりお話し、まあまあ様子が見えました。内容はまだヒミツですが、私たちが住むこの土 […]

続きを読む
日常
セルパンに触れてみよう!

セルパンという楽器を知っていますか?
ルネサンス時代から19世紀半ばくらいまで教会音楽や軍隊で使われていた低音の金管楽器です。セルパンとはその楽器の形からフランス語で「ヘビ」を指す意味ですが、写真の物はオーソドックス。さらにいろんなグニャグニャ度合いがあるそうです!楽器は手作り、世界で2件くらいしか作れる工房がなく職人も激減してるので、現代では貴重な楽器です。

日本でも珍しいセルパン奏者の橋本晋哉さんが金沢市民芸術村にきてくださり、楽器に触らせてもらえました♪今の金管楽器よりも音程をしっかりとるのが難しい楽器で、試奏した皆さんはみんなちょっと難しそうでした(笑)。
浜松にある楽器博物館ではセルパンを見ることができ、たまに試奏も行っているそうですよ!ご興味ありましたら、ぜひ😊。

続きを読む
日常
「すっとびロケット」完成🚀

夏のイベント「サイエンスの大冒険」の準備がちょっとずつ進んでいます。
たくさんの楽しい工作ができる「工作屋台」の試作品を作って試しているのですが、「すっとびロケット」が先ほど出来上がりました😊。どこでも遊べるので、勉強や仕事で息抜きしたいときに机の上でちょこっと遊べますよ~🚀夢中になりすぎて、勉強や仕事を忘れちゃうかも(笑)。
楽しい工作をまだまだ考え中です!
今年の夏も「サイエンスの大冒険」をお楽しみに~♪

続きを読む
研究
手袋でふんわり雪結晶

2月に入ってすぐに北陸では雪がどんどん降っています。
風がやんだ雪の日におすすめなのが、雪の結晶の観察です!濃いめの色の手袋して、降ってきた雪をそぉーっとキャッチしてみてください。結晶の状態が残ったままで手袋にくっつけることができるんです。なんともきれいな結晶!そのまま観察したり、ルーペなどで見てみるのも楽しいと思います。
結晶は生まれた雲の位置や、空の気温によって形を変えて落ちてきます。雪の日だけのとっておきの贅沢、ぜひ楽しんでみてくださいね♪

続きを読む
日常
【報告】冬だけど、ひえひえ大実験!?

雪の降る日になりましたが、元気いっぱいの子ども達と「冬だけど、ひえひえ大実験!?」を行いました。
いつもは液体窒素は扱いが少し特殊なのでショーしか行ったことがなかったのですが、なんと「液体窒素」を使った実験を子ども達が行うというスペシャル企画です!9名という少人数で保護者の皆さんにもお手伝いいただき、実験を楽しむことができました。

まずは「液体窒素」ってどんなものなのかを勉強して、どうしたら安全に実験できるかを伝えてからスタートです。
どうなるかなぁ~、みんな怖がっちゃうかなぁ~と少し心配していたのですが、みんなしっかりとお話を聞き、革手袋と保護メガネをしっかり装着して、グループで話し合いながらしっかりと実験できました😊

新聞紙からはじまり、お花+造花、スーパーボール、風船など、様々な物が給食冷凍させたらどうなる?を予想しながら、しっかりとひえひえを探究していました。ちょっとだけスリルのある「ジップロック爆弾●~*」を作ったり、ロケットを飛ばしたり🚀して、気体になると700倍に体積が大きくなるのを体感できました。子ども達の学びは想像以上に深く楽しいものになったと感じました。
しっかりと物質の性質と扱う方法を理解すれば、小学生にだって実験できちゃいます!私にとっても良い経験になりました♪

続きを読む
日常
先生たちの学習会

科学教育研究協議会、冬の学習会に参加しました。これは理科の先生の学習会なのですが、先生じゃない私もこっそりと参加させてもらっています。毎回新しいことを勉強でき、とても楽しい時間を過ごさせてもらっています。
今回も楽しい実験やお話が山盛りでした!
宮沢賢治の世界感漂うカラスウリに乗せた塩化リチウムの炎色反応、ピンクがかった赤い火のきれいなことリチウムは水につけると危ない物質なのですが、そこはうまく工夫がされているそうです。
また、ヘロンの噴水を自作して持ってくる先生にもビックリでしたが、なにより部屋に噴水があるって楽しい空間だわ~と思っていました(科学そっちのけ(´∀`*))。他にも温度や湿度を測るシステムをマイコン(Arduino)で作れる先生がいたり、 ポンポン船が出現したり、もう目が離せない。
そして今回一番気になったのが「地球から見た金星の満ち欠け」をARで見せる教材!これはね、本気で感動しちゃったブロック言語で大学生が作ったそうです。やるなぁ!
様々な技術を垣間見ることができる学習会、いつも刺激をもらいます!終始、熱い眼差しで先生達を見つめておりました。
次回は、私も実演をしよう!

続きを読む
日常
森下先生に石の秘密を教えてもらいました

金沢大学の公開講座「体験して学ぼう!岩石学シリーズ(3) 金沢大学編」に参加しました。ずっと気になってはいたのですが、公開講座は初めてです。今日、いろいろ教えてくれる森下知晃先生は岩石学・海底掘削科学を専門としている教授であります!

講座は「地球の特徴はなに?」というすごく広い答えのある質問から始まり、石は何でできているのかという命題に進み、偏光板を使った石の観察や結晶構造の話まで入っていきます。そして結晶は偏光板を使うと肉眼で確認することができて「石英(水晶)とガラス」の違いをみんなで実験し確認することができました!ここで写真を撮れていないのでちょっと表現が難しいのですが、偏光板で見ると石英は虹色の輪が回転するように見える場所があるんです。とてもおもしろい現象です。
森下先生は「今日はこれをみんな見て感動して帰ってほしい!」と受講者ひとりひとりに付き添いながらの体験時間でした。おかげでしっかりと「石の秘密」に向き合い、楽しい時間を過ごすことができました。

その後、岩石を観察の方法を研究室に案内してもらい見せてもらいました。薄くスライスした岩石(なんと30ミクロンほどの厚さに!)をプレパラートして光学顕微鏡で観察します。結晶の向きなどが違うことで、偏光板ではいろんな色に光って見えとてもきれい♪この向きや形の違いは、圧力や外的要因なのですが、何が起こったのかを知り岩石達がどんな歴史をたどってきたかが見えることで地球を知る学問だということでした🌎。石から地球を知るのか、かっこいいなー✨最後に、金沢大学がずーっと集めてきた貴重な化石や岩石の資料保管庫も見せてもらいました!たくさんの石が所狭しと保管されておりました。ヤバいところに入っちゃった!とワクワクと興奮いっぱいの石の秘密と研究室探検でした♪

とても楽しい講座で、ふだん考えないことをいっぱい感じる時間でした!森下先生にもっとお話をお聞きしたかったので、いつか「ほろよいサイエンス」にお呼びできるといいなぁと思っています😝

続きを読む