【報告】第1回ほろよいサイエンス開催

11/23(土)に【ほろよいサイエンス】を開催しました。
記念すべき第1回目は、石川県立大学の馬場先生をゲストとしてお迎えし「牛のお腹の微生物を使って電気を作り出す!~震災の経験から開発した、草からできるエネルギー~」を題しましてお話をしていただきました!
このイベントは、ずっと20年来温めていた「研究者と一般の方がお酒を飲みながら研究についてワイワイお話する」を大事にした大人向けのイベントです。こんな形で開催できる日が来て心から嬉しかったです♪
ロケーションは金沢の町家「森町壱番丁」さん。日本家屋をリノベーションしてあり、しっとりとした非日常のステキ空間です。そこに「波の綾」さんの美味しいつまみ、お酒、おみやげがつくスペシャルイベントです。盛り上がらないわけがない!(私の気持ち的に)

イベントは事前申し込みで満員御礼!18:30の開始時間には、会場いっぱいに参加者の皆さんが集まっていました。
そして馬場先生は、この時すでにビールを開けていらっしゃる状態(笑)参加者と気軽にお話しておりました。先生もビール大好きだということでした🍺!
先生の研究は、牛のおなかのメタン発酵菌なら植物を分解できるので、それを培養して草からメタン発酵してエネルギーを作れないか?という研究をを続けてきました。それが現在では社会実装できるくらいにまでなっています。
また、この研究を始めたきっかけは、大学院の時に東日本大震災で被災し、電気・温かいごはん・明るい電気ないけど「草だけはあった」という環境から思ったそうです。

会場では食べ飲みながら、クイズだったり先生の質問に参加者が答えたりと、会場全部を巻き込みながらのあっという間のお話時間でした。途中、2人1組になり先生の持ってきたメタンガスで厚揚げを焼くという、ほろよい🍺でもできそうな実験も行いました(その後おいしくいただきました🍢!)質問もたくさん飛び交い、先生の研究だけでなく社会実装の点でもこれからどうなっていくかという未来を会場の全員で一緒に語ることができました😊。

研究者の感じているワクワクが一般の方に伝わること、一般の方が研究っておもしろいことやってるんだな!って感じること、この2つが【ほろよいサイエンス】の目的です!
2時間のイベントはあっという間に終わってしまいましたが、馬場先生のお人柄も研究の内容もとてもよく一般の方に伝わったのではないかと感じています。私もここまで温めたイベントが、想像よりもとっても良い形で開催できたことを心より嬉しく思っています。
参加していただいた皆さん、馬場先生、スタッフの皆さんに感謝申し上げます!
とても楽しい時間でした、またやりましょう✨

会場(森町壱番丁)
イベント様子
先生と歓談
厚揚げ実験①
厚揚げ実験②
厚揚げ実験③
おみやげ
ドリンクチケットと記念バッチ
みんなで記念撮影