深宇宙展

出張の空き時間で日本科学未来館に行ってきました。ここは私の元職場なのですが、よく展示が変わります。なのでチャンスがある時に遊びに行くことにしています🚀。
今回の目当ては、常設展の新展示「未読の宇宙」と「量子コンピュータ・ディスコ」、そして特別展「深宇宙展」。宇宙や素粒子といったフロンティアが大好きななのですが、素粒子を技術に応用していく量子コンピュータも気になります😏。ちょっと分かりにくいものを展示に昇華させる未来館の展示は、いつもステキな切り口でワクワクしちゃいます。

まずは「深宇宙展~人類はどこに向かうのか~」。宇宙探査を切り口に、月、火星、そして深宇宙への最新の宇宙探査技術が盛りだくさんです。世界初公開の月面有人探査「アルテミス」関連の展示があり、ソユーズの帰還モジュール実機などなど「超」目玉展示ばっかり!すんごいです!H3ロケットの触れる展示もあり、本当にホンモノと宇宙を感じられる内容になっていました。「はやぶさ」「はやぶさ2」が持ち帰った粒子も見ることできます!ワクワクしっぱなしで見ることができる展示でした。

新常設展の「未読の宇宙」は、様々な手段で挑む宇宙への挑戦です。観測・実験装置で科学者たちが宇宙についてどのように探究しているかを体感できます。いろんな波長の電磁波観測、重力波観測、ニュートリノ観測、粒子加速器実験という手段で、天文学や素粒子物理学の最前線へアプローチしていきます。それでもまだ“読み尽くせない”謎に満ちた宇宙、ほんと大好きです(ワクワク💕)
もうひとつの新しい常設展「量子コンピュータ・ディスコ」。DJ体験ができるらしいのですが、子ども達に大人気(特に海外の子ども達でいっぱい!)で、体験できなかったのですが、量子コンピュータの計算をイメージできるとか。その他、いろんな手段で、量子コンピュータとは何ぞや?なにができるの?なにが変わるの?が割る展示になっています。実現していく未来、もうすぐそこです✨

とても楽しい時間はあっという間に過ぎていきますが、未来館のおみやげも楽しいものがいっぱいあります!今回は深宇宙展でも展示があった、歴代人工衛星(観測機)のノートを買っちゃいました。大事にしすぎて使えないのはいつものこと😝ですが、せっかくノートなのでちゃんと使いたいと思います(笑)。

日本科学未来館は、今やっている研究に対する展示を行っている科学館です。展示が難しかったり概念的だったりっていうのも少しありますが、理解するって言うよりも、その時にその展示から見える科学に感じられることを受け取ればいいと思っています。
東京に行ったら足を運んでみてくださいね~♪