穴あき貝の謎
天気の良い日は海岸まで散歩に行きます。
浜辺にはいろんな種類の貝殻が落ちていて、つい時間を忘れて観察したり拾って帰りたくなります。これまでも、タコノマクラというウニの仲間だったりイカの甲などを見つけた時はとっても嬉しかったです😊。
ところで、丸い穴が開いている貝殻を見たことはないででしょうか?貝殻のつなぎ目あたりに穴があるものが多いのですが、これは何なんだろうとずっと思ってきました。先日、海の生き物に詳しい方にお会いでき、ツメタガイという肉食の巻貝に捕食されたあとということを教えてもらいました。なんと貝を食べる巻貝なんです!!
その捕食方法は、巻貝の足の部分を広く開いて二枚貝をつかまえます。酸を分泌する器官とやすり上の歯で貝殻に穴をあけ、そこから消化液を注入して二枚貝の身を溶かして飲み込んでしまうということです💦。なんとすごい捕食方法!
海岸で見かける穴あき貝は、ツメタガイにやられちゃった貝。なんともすごい生態系が海に存在するんですね!
みなさんも海岸に行ったら見つけてみてくださいね!


